小紅書が組織改編:コナン氏が社長に就任、AI事業部と海外事業部門「Rednote」を新設
4月30日、小紅書は全従業員宛てに社内通達を送り、新たな組織再編の開始を発表した。この変更の核心は、コミュニティ、Eコマース、商業化の3つの事業部門を、同社の技術システムと完全に統合することにある。「Dots」と名付けられたAIファーストの新たな部門が設立され、小紅書がAIを正式に最優先の戦略的課題に位置づけ、ツールとしての機能から中核的な生産力への転換を目指していることを示している。

人事面では、ナン(丁玲)が小紅書社長に任命され、同社のコア事業運営を担当し、CEOの邢宇に直属することとなった。 各事業部門の責任者も明確に定義された。Zhihengは大型コマース部門を率い、広告およびEC取引を統括する。Paluはコミュニティ部門を担当し、ユーザー成長とエコシステムの健全性に注力する。Xiahouはアルゴリズムシステムを担当し、中核事業に対する基盤的な技術支援を提供する。
新設された「Dots」部門は、モデル開発、インフラ、エンジニアリング実装、製品アプリケーションを網羅する完全なエンドツーエンドのシステムを構築する。一方、小紅書は従来の「企業効率化部門」と「データサイエンス部門」を統合し、「コーポレート・インテリジェンス部門」を設立した。これは、データと人材を通じてAI時代に適した組織基盤を構築することを目的としている。 さらに、社内メモでは「Rednote」と呼ばれる海外事業部門の設立が明らかにされ、国際事業においてゼロからワンへの飛躍的進展を達成するという目標が明確に示された。同社のライフスタイル・コミュニティ・モデルを世界的に展開する計画である。
業界アナリストは、小紅書によるこの大きな動きは、ビジネスのサイロ化を打破し、AI技術を活用して「発見から取引」までのループにおけるより深い連携を推進することを目的としていると指摘している。 トラフィックによる利益が減少する中、AIと国際化にリソースを集中させることは、技術的な道筋(以前の「OpenStoryline」など)を継続するだけでなく、競争の激しいコンテンツプラットフォーム業界において、小紅書が第2の成長曲線を築き、差別化された競争優位性を確立するための重要な一歩でもある。
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